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7月の為替介入額はゼロ、4カ月連続-米欧債務懸念で最高値接近も

政府・日本銀行による7月の為替 市場介入額はゼロ円だった。米欧の債務問題に対する懸念が高まり、 円・ドル相場は戦後最高値に接近。政府は円高進行をけん制しつつも、 介入実施は4カ月連続で見送った。

財務省が29日夜に発表した6月29日から7月27日までの「外国 為替平衡操作の実施状況」で分かった。7月はギリシャの債務危機が一 段と深刻化したほか、米連邦債務の上限引き上げ問題も紛糾。円・ドル 相場は29日に一時1ドル=77円46銭に上昇し、戦後最高値76円25 銭をつけた3月17日以来の高値を記録した。円は対ユーロでも12日、 約4カ月ぶりに1ユーロ=109円58銭に上昇した。

政府・日銀は3月18日、6925億円の円売り・ドル買い介入を実 施した。東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所での放射能漏れ 事故をきっかけに、円・ドル相場が1995年4月の戦後最高値を突破。 日米欧の主要7カ国(G7)が10年半ぶりとなる協調介入に踏み切っ た。以後は介入していない。

野田佳彦財務相は29日、「一方的に偏った動き」と円高進行をけ ん制し、為替介入には「一時的には一定の効果がある」と述べた。

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