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米ブラックロックや年金基金、BOAを提訴-和解案受け入れ拒否後

資産運用会社の米ブラックロッ クや年金基金などは、住宅ローン関連証券をめぐって詐欺行為があ ったとして、米銀最大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)を相手 取り、新たに訴訟を起こした。

ブラックロックなどは、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に28日 提出した訴状で、BOAの住宅金融部門カントリーワイド・ファイ ナンシャルがその資金調達と貸し出しの慣行に関して投資家の判断 を誤らせたと主張した。BOAは2008年にカントリーワイドを買収 した。

原告団に加わったのは、カリフォルニア州職員退職年金基金 (カルパース)やブラックロック、米資産運用会社T・ロウ・プラ イス・グループ、米教職員保険年金連合会・大学退職株式基金(T IAA-CREF)など。これらの原告団は、昨年BOAが提示し た住宅ローン関連訴訟の和解案について不適切だとして受け入れを 拒否していた。

法律事務所バーンスタイン・リトウィッツ・バーガー・アン ド・グロスマンのパートナーで原告団の代理人を務めるブレア・ニ コラス氏は電子メールで、「これらの著名な機関投資家は、カント リーワイドによる大規模で広範にわたる詐欺による損害の回復に関 する請求を、正式な訴えを起こすことなく、円満に解決しようと全 力を尽くしていたが、うまくいかなかった」と説明した。

BOAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)に とって今回の訴訟は、前任者が実施したカントリーワイド買収によ って生じた新たな難題となった。BOAは先月、ブラックロックを 含む住宅ローン関連証券の保有者との和解に向け85億ドルを支払う ことで合意していた。

BOA広報のビル・ホールディン氏は、今回の訴訟について現 時点でコメントしていない。

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