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TDK株が急落、4-6月期大幅減益で通期業績計画の達成を不安視

電子部品大手のTDK株が3日続 落し、約3カ月ぶりの安値を付けた。28日に発表した4-6月期の連 結営業利益が大幅に落ち込んだことから、通期業績計画の達成を不安視 する売りが先行した。

株価は一時、前日比5.3%安の4000円まで下げ、4月27日以来の 安値水準となった。

同社が発表した資料によると、4-6月期の連結営業利益は前年同 期比72%減の56億円。ハードディスクドライブ(HDD)用の記録デ バイスを中心に主要製品の売上高が落ち込み、対米ドルでの大幅な円高 や東日本大震災の影響も受けた。今期(2012年3月期)の営業利益見 通しは670億円を据え置いた。7-9月期以降の平均為替レートは1ド ル=80円、1ユーロ=110円を想定している。

ゴールドマンサックス証券の高山大樹アナリストらは28日付の投 資家向けリポートで、6月21日の今期業績計画発表以降、HDDヘッ ドの価格が想定以上に下落したことや、7-9月期の受動部品の受注見 通しが引き下げられたことを挙げ、「計画達成の難しさを感じるネガテ ィブな決算」と指摘した。同証券では今期の営業利益予想を610億円か ら555億円に、目標株価を4600円から4400円に引き下げた。

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