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アルバック株が急落、11年6月期は最終赤字へ-予想外の悪化

半導体・太陽電池製造装置を手が けるアルバックの株価が急落。未定としていた2011年6月期業績予想 を公表し、最終損益は赤字に転落したもようとなった。アナリストの間 では業績悪化は予想外と受け止められている。

株価は一時前日比13%安の1544円と、3月15日以来4カ月ぶり の日中下落率を記録した。

会社側が28日発表した業績予想修正によると、11年6月期連結営 業利益は前の期比60%減の19億円、純損益は87億円の赤字(前の期 は21億3800万円の黒字)となったようだ。5月に業績予想を未定とす る前の営業利益予想は57億円、純利益は4億円だった。東日本大震災 からの復旧費用に加え、太陽電池やマテリアル事業の悪化が響く。

ゴールドマン・サックス証券の播俊也アナリストは29日付リポー トで、「業績下振れは想定外」と指摘。同期の大きな業績予想の下方修 正は2度目であり、会社が投資家の信頼を回復するには時間がかかりそ うだと強調した。

野村証券の和田木哲哉アナリストも28日付リポートで、「業績下 方予想の頻度が高いことは、事業領域が多岐にわたり、マネジメントが 個別事業の事業環境、業績動向を把握しきれていないことを示唆してい よう」とし、業績管理体制に問題がある可能性を指摘している。

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