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サムスン電子4-6月:予想上回る利益-携帯電話の販売が好調

テレビ・薄型スクリーン世界最大 手、韓国のサムスン電子の4-6月(第2四半期)決算は、好調な携 帯電話販売がパネル需要縮小の影響に勝り、アナリスト予想を上回る 利益を確保した。

同社が29日発表した資料によると、純利益は3兆5100億ウォン (約2600億円)と、前年同期の4兆2800億ウォンから減少。ブルー ムバーグがまとめたアナリスト21人の予想平均は3兆4000億ウォン だった。

同社の通信部門の利益は、米アップルのスマートフォン(多機能 携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」と競合する「ギャラクシ ー」の販売好調により2倍余り増加。同部門に支えられ、サムスンは 半導体メモリーの値下がりやコンピューターなど電子機器で使われる ディスプレーパネルの需要鈍化を乗り切った。

UBSハナ・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ユ・ ビョンオク氏(ソウル在勤)は、「電子製品全体の需要は予想よりも大 きく鈍化したが、サムスンの携帯電話は好調だ」と指摘した。

サムスンの株価は上昇し、一時1.1%高の84万6000ウォンを付 けた。ソウル時間午前10時10分(日本時間同じ)現在、84万1000 ウォンで推移している。

全体の営業利益は前年同期比25%減の3兆7500億ウォンと、7 日に発表した暫定集計とほぼ一致。売上高は同4.1%増の39兆4000 億ウォンと暫定集計から変わらず。

部門別業績

29日の発表資料によると、通信部門の利益は1兆6700億ウォン と、前年同期の6300億ウォンから増加。ブルームバーグが集計したア ナリスト5人の予想中央値(1兆6000億ウォン)を上回った。同部門 の売上高は前年同期比43%増の12兆1800億ウォン。

テレビやコンピューターモニター向けに薄型パネルを製造するデ ィスプレー部門の営業損益は2100億ウォンの赤字と、前年同期の8800 億ウォンの黒字から悪化。アナリスト5人の予想中央値は670億ウォ ンの赤字だった。

テレビ製造部門の営業利益は1%増の5100億ウォンとなった。ア ナリスト5人の予想中央値は1800億ウォン。売上高は5%減少した。

半導体部門の利益は11%減の1兆7900億ウォンと、アナリスト 予想の中央値(1兆9800億ウォン)を下回った。

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