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元ヤンキースの伊良部投手が死去-バレンタイン氏も絶賛の右腕(2)

米大リーグのニューヨーク・ヤン キースの元投手、伊良部秀輝さんが米カリフォルニア州ロサンゼルス 近郊の自宅で死亡しているのが見つかった。自殺とみられる。42歳。 ロサンゼルス郡保安官事務所の副保安官が28日明らかにした。日本で の活躍に比べメジャーでは十分な成績を残せなかった。

伊良部さんは1997年から2002年までの6年間メジャーに在籍、 ヤンキースのほか、モントリオール・エクスポズ、テキサス・レンジ ャーズでプレーし、通算34勝35敗。メジャー移籍前のロッテ時代に は最多奪三振と最優秀防御率のタイトルなどを獲得した。

1995年には当時の監督で後にニューヨーク・メッツを指揮したボ ビー・バレンタイン氏の下でプレーした。

バレンタイン氏は28日にAP通信に対し、伊良部さんは「ワール ドクラスの投手だった」とコメント。「これまで見た中で最高の投手だ った頃がつい先日のようだ」と当時を振り返った。

1997年のヤンキースタジアムでの大リーグデビュー戦では対戦 相手のデトロイト・タイガースから9三振を奪取。デビュー戦には5 万1901人のファンが詰めかけ、約300人の報道陣が集まった。そのう ち約3分の1は日本からだった。

ヤンキースでは29勝20敗の成績で、ワールドシリーズのチャン ピオンリング2つを得た。ヤンキースでは、1999年のスプリングキャ ンプで登板していた伊良部さんが1塁ベースのカバーを怠ったため、 当時のオーナーであるジョージ・スタインブレナー氏は「太ったヒキ ガエルのようだ」と酷評した。

2002年に大リーグでの選手生活を終え、日本球界に復帰したが、 手首のけがで10年1月に引退を余儀なくされた。

ロサンゼルス郡保安官事務所は、伊良部さんが27日に自宅で死亡 し、自殺とみられると発表した。

ヤンキースは電子メールを通じて「伊良部秀輝氏の死去を知り、 深い悲しみを覚える」とし、「ピンストライプのユニフォームを着た全 ての選手は永遠にヤンキースの一員だ」とするコメントを発表した。

AP通信が隣人の話として伝えたところによると、妻との離婚後、 伊良部さんは悩んでいるように見えたという。

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