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米財政赤字削減、4兆ドル規模なら「十分な手付金」に-S&P

【記者:John Detrixhe】

7月28日(ブルームバーグ):格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)ソブリン格付け委員会のジョン・チェンバース委 員長は、4兆ドル(約310兆円)の財政赤字削減は米財政安定化に向 けた「十分な手付金」になるだろうと指摘した。

今後10年間での2兆2000億ドル規模の削減を盛り込むとともに、 オバマ米大統領が要求する2兆4000億ドルの債務上限引き上げを行う というリード米上院院内総務(民主、ネバダ州)の法案について、上 院は今週末に採決に入る公算が大きい。同総務は28日、10年間で9150 億ドルを削減するというベイナー下院議長の提案について同日夜に否 決に動くと表明した。財務省は債務上限引き上げの期限を8月2日に 設定している。

チェンバース委員長はS&Pが公表したビデオインタビューで、 「4兆ドルは十分な手付金になろう」と指摘。こうした規模で交渉が まとまれば、「米財政状況への対応に向けた政策当局者の真剣さを示す ことになろう」と述べた。

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