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米リッチモンド連銀総裁:追加緩和は成長でなくインフレ押し上げへ

米リッチモンド連銀のラッカー 総裁は、追加の金融緩和策を実施すれば、インフレをさらに押し上げ る可能性が高い一方、経済成長を大きく高める効果は見込めないとの 認識を示した。

総裁はバージニア州シャンティリーで講演。「現在のインフレ傾 向を考えると、現時点で追加の金融緩和策を実施すればインフレを望 ましくないほど高い水準に押し上げる一方で、実質成長を高める効果 はほとんどなさそうだ」と語った。

米連邦準備制度理事会(FRB)は8月9日に連邦公開市場委員 会(FOMC)の会合を開く。

ラッカー総裁は国内総生産(GDP)の回復は「期待外れ」だと し、経済成長が従来のトレンド成長率である年率3%前後に高まるか、 より低い水準にとどまるかはまだ分からないと述べた。

総裁は「リセッション(景気後退)からの脱却時には、実質GD Pは通常これまで、長期的なトレンド成長率である3%を数ポイント 上回るペースで拡大してきた」とした上で、「今回、実質GDPはリ セッション終了以降、年率2.75%での拡大となっている」と続けた。

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