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ECB:域内銀行は7-9月に与信基準を若干厳格化へ-融資調査

ユーロ圏の銀行は、域内の融 資需要が引き続き低迷しているものの、7-9月(第3四半期)に与 信基準を若干厳格化する見通しだ。欧州中央銀行(ECB)が四半期 ごとに実施する銀行融資調査で分かった。

ECBは28日の発表で、4-6月(第2四半期)の与信引き締 めペースは鈍化したものの、「ユーロ圏の銀行は第3四半期に企業向 け与信の基準が若干厳しくなると想定している」と説明。また、銀行 が第2四半期の「企業向け融資需要の伸びが著しく落ち込んだ」と報 告し、第3四半期の需要について緩やかな伸びにとどまると見込んで いることも明らかにした。

ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念で金融市場が混乱し、 欧州のソブリン債危機が景況感を損ねたほか、景気見通しにも影を落 とした。その一方で、ドイツなどでは輸出需要への対応で企業が生産 能力を増強していることから資金需要が増える可能性がある。

ECBはまた、第2四半期の企業向け融資について「全体的な経 済状況とリスク認識の判断」が影響したと説明。域内銀行によれば、 企業向け融資需要の純増率は4-6月期が4%、1-3月(第1四半 期)は19%だった。

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