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世界の資本市場が拡大再開、金融危機による中断経て-マッキンゼー

世界の資本市場は30年にわたる 拡大が2008年の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破綻に 続く金融危機で中断されたが、その後再び成長している。米コンサ ルティング会社マッキンゼーがリポートで指摘した。

マッキンゼーの調査部門は28日、75カ国・地域を対象に行っ た調査結果を公表。株式時価総額と発行済み債券を含めた世界の資 本市場のストックが昨年末時点で過去最高の212兆ドルに達し、11 兆ドル増加したことを明らかにした。

同リポートは政府の財政赤字で債券市場が最近拡大する一方、 新興市場がいかに2009年のリセッション(景気後退)以来の世界的 な景気回復をけん引してきたかを反映している。

チャールズ・ロクスバーグ氏(ロンドン在勤)などマッキンゼ ーのアナリストは「金融市場の回復は地域や資産クラスによって不 均衡な状態が続いている」と指摘した。

発行済み債券の総額は5兆ドル増加。新興市場の融資は特に中 国で顕著な伸びを示しており、同国の新規融資は過去1年間に1兆 2000億ドルとなった。

リポートによれば、全ての債券の価値は09年と比べ5兆5000 億ドル増の158兆ドル。新規発行の80%を政府債が占めた。非金融 系企業は低金利を利用して、1兆3000億ドルの社債を発行した。

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