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アドテスト株が3か月半ぶり安値、4-6月期大幅減益-受注一服も

半導体検査装置大手のアドバンテ スト株が4日続落し、約3か月半ぶりの安値を付けた。4-6月期決算 が大幅減益だったうえ、今後の受注悪化を懸念する声が相次ぎ、売りが 膨らんだ。

株価は一時、前日比7.5%安の1391円まで下落、4月19日以来の 安値水準となった。午前終値は同7.0%安の1399円で、東証1部の下 落率1位。

同社が27日に発表した資料によると、4-6月期の連結営業利益 は前年同期比57%減の8億円となった。受注は25%増と伸びたが、同 業のベリジー社買収費用が響いた。7-9月期に関しては、最終製品需 要が減少するなか、受注に一服感が出るとみており、4-9月期の業績 予想公表を見送った。

メリルリンチ日本証券の高橋亮平アナリストらは27日の投資家向 けリポートで、4-6月期の受注増加を支えた大口受注などが一巡し、 受注は減少局面に入ったと指摘。ベリジー買収に伴う総合費用10億円 程度の影響も考慮し、今期(2012年3月期)の連結営業利益予想を従 来の160億円から130億円に引き下げた。投資評価は「アンダーパフォ ーム」を継続。

また、野村証券の和田木哲哉アナリストは27日付のリポートで、 海外のNAND型フラッシュメモリ用テスタ市場は米テラダインが席巻 していることから、「中期的にはかつてのような受注の盛り上がりは期 待できない」との見方を示している。同証券でも今期の連結営業利益予 想を220億円から190億円に引き下げた。

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