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日立建株が大幅高、4-9月業績予想を増額-中国減速は織り込む

建機大手、日立建機の株価が4カ 月ぶりの日中上昇率を記録。同社は4-9月(上期)営業利益予想を増 額した。足元の業績が予想以上に良好なほか、株価は中国市場の減速を 織り込んだとの指摘も出ている。

株価は一時前日比5.2%高の1769円まで上昇した。日中上昇率は 東日本大震災直後の3月16日(5.3%)以来。

会社側が27日に発表した4-6月連結営業利益は前年同期比91% 増の82億1500万円となった。中国需要は減速傾向だったものの、その 他の新興国市場や鉱山需要の増加などから建設機械の需要は底堅く推移 した。4-9月営業利益予想は140億円から165億円へ引き上げた。一 方、2012年3月通期計画の650億円は据え置いた。

クレディ・スイス証券の黒田真路アナリストは27日付リポートで、 4-6月利益は会社予想43億円と同証券予想40億円をともに大幅に上 回ったと高く評価。同社の株価は中国での月次販売台数の弱さとコンセ ンサス業績予想の大幅な低下を織り込んだとし、「株式市場が懸念する 中国建機市場には回復の兆しが顕在化し始めている」とし、通期営業利 益は「700億円超えも見えてきた印象」と指摘している。

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