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富士ゼネ株が3年半ぶり高値、上期一転営業増益に-エアコン好調

空調機や情報通信機器製造の富士 通ゼネラル株が、約3年7カ月ぶりの高値を付けた。4-9月期(上 期)の連結営業利益が一転増益になる見通しと前日に発表、収益改善 を好感した買いが優勢となった。

株価は一時、前日比7.1%高の636円まで大幅反発。2007年12 月14日以来の高値を回復。午前売買高は247万株と、ことし4月27 日(390万株)以来の高水準に膨らんでいる。

27日発表の資料によると、エアコンの販売が国内外で好調に推移 しており、4-9月期の連結営業利益予想を44%上積みして65億円 にした。前年同期比では30%の減益予想が一転0.7%の増益見通しと なった。ただ、銅などの素材市況や為替の動向などが不透明であるた め、12年3月通期の営業利益予想は110億円を据え置いた。

JPモルガン証券の速水雅史アナリストらは28日付の投資家向 けリポートで、欧州でのエアコンの売り上げ増加を高く評価。さらに、 会社側が懸念している7-9月期以降の売り上げの反動減についても、 国内量販店の売り上げが7月に入っても堅調であり、「下振れリスクは 限定的」との見方を示した。

同証では、今回の決算は海外の需要増加の恩恵をフルに享受でき ることを証明していると受け止めており、「割安感のあるグローススト ックに変わる可能性は十分にある」と速水氏は分析。12年3月通期の 連結営業利益予想をこれまでの140億円から160億円に引き上げ、目 標株価を730円から830円に見直した。

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