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スペインのサンタンデール銀、英部門IPOを延期-支店統合に遅れも

スペイン最大の銀行、サンタンデ ール銀行は、英国部門の新規株式公開(IPO)を延期した。英株式 市場では銀行株が年初から大幅に下落している。

サンタンデール銀のアルフレド・サエンス最高経営責任者(CE O)は27日、アナリスト向けのウェブキャストで、どの時期が適切な のか「不透明」だとして年内はIPOを行わない方針を明らかにした。 同CEOは先月、当初は今年1-6月(上期)に計画していたIPO について、7-12月(下期)に実施することが「最優先課題」だと述 べていた。

同行は英アビー・ナショナルやアライアンス・アンド・レスター、 ブラッドフォード・アンド・ビングレーの一部の買収を通じ、英国で ロイズ・バンキング・グループに次ぐ住宅金融2位となった。英5大 銀行の株価は年初から下落。ロイズが34%、バークレイズは16%、ロ イヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は10%、 それぞれ下げた。

サエンスCEOは、英国の銀行規制をめぐる不確実性や、昨年R BSから買収した318支店の統合の遅れで、IPOの見通しは不透明 になっているとした上で、来年には実施する可能性もあると語った。 同CEOはこの日、マドリードでの記者会見で、買収した支店の統合 が完了するのは、当初予定の来年1-3月(第1四半期)から7-9 月(第3四半期)ないし10-12月(第4四半期)にずれ込むとの見通 しを示した。

事情に詳しい関係者は1月、サンタンデール銀は英国部門の株式 を最大25%公開する可能性があると語っていた。

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