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【個別銘柄】アドテスト、神戸鋼、日立金、富士ゼネ、日立建、日産自

株価変動材料が出た銘柄の終値は 以下の通り。

アドバンテスト(6857):前日比6.9%安の1400円で、東証1部 の下落率3位。サービス部門やメカトロニクス部門の苦戦、米ベリジー 社買収費用の発生があり、4-6月(第1四半期)の連結営業利益は前 年同期比57%減の7億8400万円となった。メリルリンチ日本証券の高 橋亮平アナリストらは、4-6月の受注高増加を支えた大口受注などが 一巡し、受注減少局面に入ったと指摘。2012年3月期の連結営業利益 予想を従来の160億円から130億円に引き下げた。

神戸製鋼所(5406):3.4%安の170円。午後2時30分に4-6月 の業績内容公表後に一段安となった。連結純利益は前年同期比51%減 の98億円だった。震災により自動車向けの需要が低迷、鉄鋼事業部門 やアルミ・銅事業部門の利益が減った。今回、新たに公表した通期(12 年3月期)の連結純利益予想は前期比62%減の200億円。

日立金属(5486):2.8%安の1054円。午後2時30分公表の4- 6月決算は、高級金属製品部門や電子・情報部品部門の利益が減少、連 結営業利益が前年同期比8.7%減の109億円に落ち込んだ。据え置かれ た通期計画(430億円)に対する進ちょく率は25%。

富士通ゼネラル(6755):4.6%高の621円で、東証1部の上昇率 9位。エアコン販売が国内外で想定以上に好調で、4-9月(上期)の 連結営業利益予想を前回予想比44%増の65億円に引き上げた。前年同 期比では30%の減益予想が一転、0.7%の増益となる。JPモルガン証 券では目標株価を従来の730円から830円に引き上げ。同業のコロナ (5909)も5.7%高の934円と急騰。

日立建機(6305):3.8%高の1745円。同社は27日、マイニング (鉱山)などのサービスや部品販売の増加などを織り込み、4-9月 (上期)の連結営業利益予想を従来の140億円から前年同期比35%増 の165億円に上方修正した。業績好調を評価する買いが優勢となった。

日産自動車(7201):2.1%安の830円。円高や原材料コストの負 担などで、4-6月の連結純利益が前年同期比20%減の850億円に落 ち込んだうえ、前期比15%減の2700億円という12年3月期の純利益 予想も据え置かれ、売りが優勢となった。

SMK(6798):6%安の311円。未定としてきた12年3月期の 連結業績予想を27日に公表、営業利益は前期比38%減の17億円とし た。4-6月は国内家電向けCS事業や北米スマートフォン向けスイッ チが苦戦、営業利益が前年同期比96%減の4700万円にとどまった。

シンプレクス・ホールディングス(4340):5.7%安の2万9800円。 バーチャレクス・コンサルティングを連結子会社化した費用や研究開発 費の計上が負担となり、4-6月の連結純利益は前年同期比41%減の 8900万円に落ち込んだ。据え置かれた12年3月期計画(17億円)に対 する進ちょく率は5.2%。

オムロン(6645):主力の大阪証券取引所1部市場で5.4%安の 2174円。工場の生産機器を制御するファクトリーオートメーション (FA)機器の販売が好調で、4-6月の連結営業利益は前年同期比

9.4%増の122億円となったが、12年3月通期予想の550億円に対する 進ちょく率は22%にとどまり、売りに押された。

島精機製作所(6222):主力の大証1部で5.2%安の1916円。中 国で汎用機種の売り上げが中心を占めた結果、利益率が悪化。円高に伴 う為替差損の計上も響き、4-6月の連結営業利益は前年同期比8.3% 減の28億円となった。

NTTデータ(9613):5.3%安の26万9500円。同社の4-6月 の連結営業利益が前年同期比1割減の120億円前後になったもよう、と 28日付の日本経済新聞朝刊が報道。震災に伴うシステムの節電対応費 用、一部海外子会社の収益悪化が響き、同期として3年連続の営業減益 になったという。業況の厳しさが嫌気された。同社は報道を受け「当社 として発表したものではない」とのコメントを発表した。

野村総合研究所(4307):4.2%安の1813円。4-6月の連結営業 利益は前年同期比32%増の86億円となり、据え置かれた12年3月期 計画(400億円)に対する進ちょく率は22%だった。ゴールドマン・サ ックス証券では、4-6月営業利益は同証予想を下回ったと指摘。

日立ハイテクノロジーズ(8036):2.1%安の1704円。4-9月 (上期)の連結営業利益予想を60億円から80億円に33%引き上げた ものの、下期の受注減速を警戒する声がアナリストから上がった。野村 証券では、投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を1988円か ら1812円に引き下げた。

あおぞら銀行(8304):2.8%安の177円。オリックスの全額出資 会社であるオリックス信託銀行が、保有するあおぞら銀株約1億5000 万株(発行済み株式数の7.76%)を全て売却する、と28日付の日経新 聞朝刊が報道。早ければ年度内にも全株を手放すといい、需給面で先行 き不透明感が広がった。

ソフトバンク・テクノロジー(4726):8.8%高の657円で東証1 部の上昇率1位。27日公表の4-6月決算は、ウイルス対策ソフトな どを手掛けるイービジネスサービスが伸びたほか、省電力ニーズを取り 込んだソリューション事業も好調に推移、連結純利益が前年同期比2.1 倍の2億1800万円になった。また28日午前11時15分には全銀電子債 権ネットワークのポータルサイトを構築したとも発表した。

三條機械製作所(6437):6.9%高の201円。会社側は午後2時に 12年3月期の連結営業損益予想を従来の6200万円の赤字から4億8700 万円の黒字に上方修正した。自動車業界の震災復旧が想定より早く、主 要製品である鍛工品や金型の受注が回復していることが背景。

東海ゴム工業(5191):3%高の1090円。午後1時に未定として いた12年3月期の業績予想を発表、連結営業利益は前期比7.2%増の 180億円と計画した。

日産車体(7222):2.7%高の652円。会社側は27日、震災に伴う 損失の特別損失への振り替えや最近の状況などを勘案、12年3月期の 連結営業利益予想を61億円から74億円に21%引き上げた。前期比減 益率は、従来の66%から59%に縮小する。

ニチダイ(6467):25%高の352円で、大証ジャスダック市場の上 昇率1位。一時は制限値幅いっぱいの上げとなる80円高の362円を付 けた。欧州向けのターボチャージャーの需要が旺盛だったほか、国内向 けフィルター製品の販売も好調で、4-6月の連結営業利益は前年同期 比32%増の1億2900万円となった。新たに公表した12年3月期連結 業績計画では、営業利益は前期比25%増の8億8000万円を見込む。

ブロードメディア(4347):11%高の134円。販売管理費の抑制に 加え、新規事業に絡む費用を抑制した結果、4-6月の利益額が想定を 上回ったとして、4-9月(上期)の連結営業利益予想を従来計画比 33%増の2億円に増額した。発行済み株式総数の1.21%に当たる80万 株を上限に自社株買いを行うとも発表、業績改善の評価と当面の株式需 給好転を見込む買いが膨らんだ。取得期間は28日から11月30日まで。

ムロコーポレーション(7264):10%高の607円。未定としてきた 12年3月期の連結業績予想を27日に公表、純利益は前期比67%増の8 億4500万円とした。国内自動車メーカーの震災復旧計画が当初より前 倒しされ、急速な生産回復を期待しているという。

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