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中国人民銀・元貨幣政策委員の余氏:米国債は安全というのは「幻想」

中国人民銀行(中央銀行)の元貨 幣政策委員、余永定氏は、米国で債務上限引き上げをめぐる交渉が行 き詰る中、中国は米国債の保有を減らすべきだとあらためて主張した。

余氏はインドのムンバイで27日、講演を前に記者団に対し、「米 国債は安全ではないのに、誰もがそう信じている」と述べ、「それは幻 想だ」と指摘。その上で、米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば 「惨事」との見解を示した。

3月の時点で余氏は、最終的にデフォルトに陥るリスクを理由に、 中国は米国債の購入を中止すべきだとの見解を表明。中国の米国債保 有高は1兆1600億ドル(約90兆4000億円)と海外勢で世界一。また 6月には、投資家がパニックに陥るのを回避するため、信用格付け会 社が米国の格下げに関しては手加減する可能性を指摘していた。

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