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NZ中銀:政策金利を2.5%に据え置き-市場予想通り

ニュージーランド(NZ)準備銀 行(中央銀行)は28日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・ レートを過去最低の2.5%に据え置くと発表した。据え置きは3会合 連続。同中銀は同国の景気回復が勢いを増す中で、物価抑制のため今 後利上げが必要になることを示唆した。

同中銀のボラード総裁は金融政策決定会合後の声明で、「現在の世 界的な金融リスクが後退し、NZ経済の回復が続いた場合、『保険』と しての3月の利下げをさらに長期間維持する必要性はほとんどないと みている」と説明した。

トレーダーらは、力強さを増した経済成長とインフレ加速により、 ボラード総裁は9月にも利上げを実施する可能性があるとみている。 同中銀は3月に0.5ポイントの利下げを実施。利下げはクライストチ ャーチに大きな被害をもたらした2月22日の地震の後の景況感の回 復に貢献した。

ボラード総裁はこの日の声明で、過去最高値を更新しているNZ ドル高により、利上げ時期を先延ばしにする余地が生じていると示唆。 「現在の極めて高いNZドル相場は、経済の足を引っ張っている」と した上で、「これが長引けば、短期的に今後の利上げの必要性が後退す る公算が大きい」と指摘した。

NZドルはウェリントン時間午前9時14分(日本時間同6時14 分)現在、1NZドル=0.8711米ドルと、政策金利発表直前の0.8698 米ドルから上昇した。27日には0.8766米ドルと、1985年の管理相場 制廃止以降の最高値を更新した。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト15人を対象にまとめた 調査では、全員が据え置きを予想していた。そのうち5人は9月か10 月に利上げが実施されると予測。6人は12月の金利変更を予想し、4 人は年内実施を見込んでいない。

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