コンテンツにスキップする

S&P社長:米格付けの判断、赤字削減案の長期的影響にかかっている

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)のデブン・シャーマ社長は、米国の格付けを 引き下げるかどうかは、財政赤字削減の最終案の長期的な影響にかか っていると述べ、米議会で討議されている赤字削減案の中でどれが一 番望ましいかについては言及を控えた。27日に下院金融委員会の小委 員会で証言した。

シャーマ社長は、同小委の公聴会での質疑応答で、14兆3000億 ドル(約1110兆円)の債務上限引き上げに向けた交渉の過程で提案さ れた赤字削減案をめぐる議論をS&Pは注視していると説明。米国の 格付けを最上位に据え置くかどうかは、どのような最終案がまとまる かを見てから決めると発言した。

シャーマ社長はまた、S&Pの考えでは格付け決定で最も重要な 要素は「債務の長期的な増加率」の軌道だと述べ、米債務の伸びは「対 処する必要がある問題」だと同社のアナリストが考えていると付け加 えた。

最上位格付けを維持するには、どの程度の赤字削減が必要かとの 問いに対し、同社長は「当社のアナリストの判断に任せる」と答えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE