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米地区連銀経済報告:経済成長ペースが大部分の地区で鈍化

米連邦準備制度理事会(FRB) が27日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、6 月初め以降、成長ペースの減速した地域が増えた。

ベージュブックは「経済活動は引き続き拡大した」としながらも、 「ペースは多くの地区で鈍化した」と指摘した。拡大ペースは12地 区のうち8地区で減速。前回のベージュブックでは減速は4地区だっ た。

MFグローバルのチーフエコノミスト、ジェームズ・オサリバン 氏は「経済成長ペースは減速したが、頓挫したわけではない」と指摘。 「金融当局は現在、政策をしっかりと据え置いている。経済は新たな 刺激策を正当化できるほど脆弱(ぜいじゃく)ではなく、当局が刺激 策の引き揚げに向け早急に動けるほど力強くもない」と述べた。

製造業活動は多くの地区で、成長ペースを維持ないし減速した と報告。米経済の約7割を占める個人消費は緩やかなペースで拡大し、 自動車販売は減速した。

インフレ圧力弱まる

ベージュブックによれば、小売り販売はボストン、リッチモンド、 アトランタ、サンフランシスコの各地区で「まちまち」。セントルイ ス地区では減速した。

このほか住宅市場は「低迷」と報告。融資への需要については前 回の報告時よりも「ばらつきの度合いが高まった」とした。

インフレ圧力に関しては、「物価上昇圧力は多くの地区で弱まっ た」と説明した。

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