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PIMCOのエラリアン氏:米格下げは「甚大な結果」引き起こす

米パシフィック・インベストメ ント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営 責任者(CEO)兼共同最高投資責任者(CIO)は、米議会が債務 上限の引き上げで合意できずデフォルト(債務不履行)に陥り、最上 級格付けを失った場合、「甚大な結果」が引き起こされると述べた。

エラリアン氏は27日、ブルームバーグラジオのインタビューで、 米国が格下げされても2008年のリーマン・ブラザーズ・ホールディ ングス破綻後のような信用市場の凍結が起こる可能性は低いが、米経 済はすでに危機にある成長および雇用の面で「向かい風」を受けると 指摘した。

同氏は、「米国がデフォルトに陥れば、甚大な結果が引き起こさ れる」と指摘。「懸念は広がっているが、可能性は非常に低いものと 考えられており、当社もその見方には同意する」と語った。

ガイトナー米財務長官は、14兆3000億ドルの債務上限を引き 上げる以外、デフォルト(債務不履行)を回避する選択肢はもうない と述べている。

格付け会社にとっても「正念場」

1941年以降、米国に対し最高格付け「AAA」を付与している 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、 格付けを今後3カ月以内に引き下げる確率が50%あるとしたほか、 財政赤字削減に向けた「信頼し得る」計画が示されなければ、8月に も格下げする可能性があると説明した。

これについてエラリアン氏は、「S&Pは非常に明確にタイミン グそして条件を示した」と指摘。「ワシントンにとって正念場なのと 同時に、格付け会社にとっても正念場だ」と続けた。

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