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新日鉄:今期経常利益は1.6%増の見込み、民間需要の回復などで

粗鋼生産国内1位の新日本製鉄は、 今期(2012年3月期)の連結経常利益が前期比1.6%増になると見込ん でいる。足下の国内鋼材在庫や東アジア市場の需給に懸念があるものの 国内の民間鉄鋼需要が回復に転じるとみている。

新日鉄が27日発表した資料によると、12年3月期の連結経常利益は 2300億円の見通し。通期の連結業績見通しについては、東日本大震災が 発生した翌月の4月の決算発表時点では、未定としていた。一方、純利 益、営業利益、売上高の予想は見送った。

同社の11年4-6月期の粗鋼生産量は単独ベースで775万トン(連 結ベースでは830万トン)。7-9月期については800万トン程度と予想 している。同日会見した谷口進一副社長は、年度後半について、為替や 輸入鋼材の動向に影響されるとしながらも「基本的に四半期ごとに800 万トン程度のペースを維持できるだろう」と述べた。

4-6月期(第1四半期)の連結決算は、純利益が前年同期比8.4 %増の291億円となった。原料価格の高騰に加え、大震災の影響で国内 での鋼材出荷量は減少したが、コスト削減などが効を奏した。

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