コンテンツにスキップする

コメリ株が反発、農業などで復興需要の中期恩恵期待-野村証格上げ

新潟発祥の大手ホームセンターの コメリ株が反発。東日本大震災の一般的な復興需要だけでなく、中長 期では農業などの復興需要ニーズに対応できるとし、野村証券では26 日に投資判断を「買い」に引き上げた。20日に52週高値を付けた後、 やや調整局面にあった中、将来的な業績伸長を見込む買いが入った。

株価は一時、前日比2.9%高の2360円まで上昇。前週20日には、 今期の好業績期待を映す格好で昨年4月末以来の高値水準を回復して いた。きょう午前時点の年初来騰落率はプラス26%で、東証1部33 業種の小売株指数採用の146銘柄中、16位。前日には、同社秋田県店 舗で販売した栃木県産の腐葉土から放射性セシウムが発見された、と 発表する材料もあったが、堅調な値動き。

野村証券の池内一アナリストは26日付の投資家向けリポートで、 今期(2012年3月期)だけでなく、来期にも「農業分野など息長く復 興需要を支えると見込まれる」と指摘。今期の連結営業利益予想を従 来の182億円から197億円に変更した。会社側計画は、前期比10%増 の175億円。

同証では、コメリ株の投資判断を「中立」から「買い」に、今後 12カ月間の目標株価を2500円から2900円に引き上げた。池内氏によ ると、復興需要のほかに、既存店活性化策などによって業績は再び成 長期に入ると考えられ、小商圏型の独自フォーマットにも出店余地が 残されており、現在の株価は割安感が強いという。午前終了時点の会 社側予想ベースの今期PERは14.9倍、実績PBRは1.1倍。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE