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米ゴールドマン:リーマン関連債権、額面の35%で購入-関係者

米ゴールドマン・サックス・グル ープは、破綻した米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス関連の債 権をフランスの保険会社CNPアシュアランスから先週買い入れたが、 額面1ドルに対し35セントを支払ったもようだ。トレーディング関係 者が明らかにした。

CNPが売却した債権は、リーマン傘下のリーマン・ブラザーズ・ トレジャリー(LBT)が発行した証券。LBTの債権は20セント台 前半から30セント台後半の間で取引されている。リーマンのデリバテ ィブ(金融派生商品)部門の債権者は額面1ドルに対し約40セントを 得る一方、リーマンのコマーシャルペーパー(CP)部門の債権は60 -75セントを付けている。社内規定のため匿名が条件だとしてこの関 係者が語った。

こうした価格の違いは、提案されている650億ドル(約5兆600 億円)相当の清算計画での受取額を増やそうと、債権者側がリーマンの ブライアン・マーサル最高経営責任者(CEO)が示した提案をめぐり 争っている状況を反映している。同CEOは1日、リーマン関連債権 1000億ドル超の保有者が最新の清算計画を支持したと発表。この計画 はゴールドマンを含む債権者グループへの割り当てを増やし、ヘッジフ ァンドの米ポールソンといった社債保有者への支払いを減らすというも の。

LBTの債権は、シルバー・ポイント・キャピタルとモルガン・ス タンレーなどが大口の保有者となっている。これら債権保有者とゴール ドマンなどリーマンのデリバティブ部門、リーマン・ブラザーズ・スペ シャル・ファイナンシングの大口債権保有者は、別の支払い計画の実施 を促す一方、ポールソンと米最大の公的年金基金、カリフォルニア州職 員退職年金基金(カルパース)も、また異なる計画を提案している。マ ーサルCEOは、自身の示した計画が別の2つの提案の「公平な経済的 妥協」だとしている。

ゴールドマンとCNPの広報担当者へは電子メールでコメントを求 めたが、今のところ返答はない。

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