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ヤマダ電やケーズHD株が急落、ハードル高い月次接近-野村証格下げ

家電量販店最大手ヤマダ電機や同 大手ケーズホールディングスの株価がそろって急落。テレビの地上デジ タル放送への移行が終了したうえ、昨年に猛暑などの特需があった8- 11月が接近し、月次販売の変化率が鈍化するとの懸念が出ている。野 村証券では両社の投資判断を引き下げた。

ヤマダ電の株価は前日比3.8%安の6420円、ケーズHDは5.6%安 の3680円までそれぞれ下げた。

地上波テレビのアナログ放送が24日に東日本大震災の被災3県を 除いて停止し、デジタル放送への切り替えが終了した。地デジ対応機器 がなければ従来のテレビではテレビ放送が受信できなくなることから、 政府はエコポイント制度による補助などを打ち出していた。

野村証の池内一アナリストは26日付リポートで、地デジへの完全 移行によって「8月以降テレビの需要は急減しよう」と予測。昨年8- 11月は「猛暑とエコポイントの制度変更の影響で販売が好調だった」 だけでなく、今冬の家電エコポイント復活案が出ていることから、対象 商品の買い控えが生じる可能性があると分析した。

この結果、「短期的にはテレビ販売の落ち込み度合いや環境悪化へ の各社の備え、優勝劣敗の進捗(しんちょく)などいったん見極める必 要がある」と同氏は指摘。株価上昇や前年の販売が高水準だった月の接 近により、両社の投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げた。

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