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【テクニカル分析】債券先物に高値警戒感、日足が一目の転換線下回る

三菱UFJモルガン・スタンレー 証券の稲留克俊債券ストラテジストは、日本国債先物相場は今週に入 って日足が一目均衡表の転換線を下回っていることから、「短期的には 相場上昇が一服して上値が重くなりそうだ」とみている。

東京先物市場の中心限月は19日に141円89銭まで上昇して、昨 年11月18日以来の高値を更新したが、その後は前週後半にかけて3 日続落。週明け以降は141円50銭台に持ち直しているが、25、26日 の終値は一目均衡表の転換線を下回った。

この日の朝方は米国債高を受けて買いが先行したが、目先は相場 が調整する可能性が出てきている。稲留氏は、「今後は一目均衡の基準 線(27日時点で141円20銭)や、節目の水準である141円00銭あた りが下値めどになるのではないか」と話す。141円ちょうど付近は今 月11日以来の安値水準。

もっとも、稲留氏によると、転換線が引き続き基準線を上回って いることや、遅行線が26日前の日足より高いなど、相場の下げトレン ドへの転換を示すシグナルは出ていない。このため、相場が一段と調 整する場面があっても、「今月初めと同様に右肩上がりに推移する一目 均衡表の『雲』の上限が支えになる」との見方を示している。

一目均衡表の「雲」の上限は140円92銭となっており、来週半ば 以降には141円台に水準を切り上げる。

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