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韓国:4-6月期は0.8%成長に鈍化-ウォン高と輸出低調響く

韓国の経済成長率は4-6月(第 2四半期)に鈍化した。通貨ウォン高と欧州の財政危機を背景に輸出 が伸び悩んだことが響いた。

韓国銀行(中央銀行)が27日発表した4-6月期の国内総生産(G DP)は前期比0.8%増加となり、1-3月(第1四半期)の同1.3% 増を下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト10 人の予想中央値は0.8%増だった。4-6月期の成長率は前年同期比で は3.4%、エコノミスト予想は3.5%だった。

米欧の財政問題は世界的な不確実性の高まりをもたらしているが、 韓国の政策当局はインフレとの闘いを進めている。韓国中銀の金在天 副総裁は25日、物価上昇が依然として中銀の最大の懸念だと指摘し、 韓国経済は今年7-12月(下期)に上向くとの見通しを示した。

HIインベストメント・アンド・セキュリティーズのチーフエコ ノミスト、パク・サンヒュン氏(ソウル在勤)は統計発表前に、「成長 見通しは引き続き底堅く、インフレも抑制状態とは言い難い」と指摘。 「中銀は8月にも追加利上げを実施することを望むだろうが、その際 最大のリスクとなるのは米国のデフォルト(債務不履行)と格下げの 恐れだ」と指摘した。

この日の発表によると、4-6月期の輸出の伸び率は1.8%に鈍化 した。前期は3.3%だった。

韓国中銀は今年に入り、2、3カ月間隔で政策金利である7日物 レポ金利を引き上げてきた。前回の利上げは6月で、現行の政策金利 は3.25%。次回の金融政策決定会合は8月11日に開かれる。

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