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独SAP:通期営業利益は予想レンジ上限-ソフトウエア販売好調

経営管理ソフトメーカー最大手、 ドイツのSAPは、2011年通期の営業利益が予想レンジの上限に達す るとの見通しを示した。携帯やデータ分析向けの需要増を受け、4- 6月(第2四半期)に市場シェアが拡大したことが寄与した。

SAPの26日の発表によると、4-6月のソフトウエアライセン ス収入の伸びは市場予想のみならず、同業の米オラクルの実績も上回 り、株価終値は前日比3.6%上昇した。国際財務報告基準(IFRS) に基づかないベースの通期の営業利益は為替変動を除くと、従来予想 レンジである44億5000万-46億5000万ユーロ(約5000億-5300 億円)の上限になる見通し。

ジェフリーズのアナリスト、ロス・マクミラン氏(ニューヨーク 在勤)は「オラクルの成長は一時期、SAPを上回っていた。問題は 今後市場シェアの変化につながるかどうかだ。今四半期は間違いなく SAPの成長がオラクルを上回っているようだ」と述べた。

SAPの4-6月のライセンス収入が26%伸びたのに対し、オラ クルの3-5月(第4四半期)は19%増にとどまった。

4-6月の純利益は前年同期比20%増の5億8800万ユーロ。ブ ルームバーグがまとめたアナリスト17人の予想平均5億8600万ユー ロを上回った。ソフトウエアのライセンス収入は26%増の8億200万 ユーロだった。予想平均は7億3400万ユーロ。

SAPの株価はフランクフルト市場で前日比1.49ユーロ(3.6%) 高の43.49ユーロ。予想外の発表を受け4.7%上昇する場面もあった。

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