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米MMFのリスク高まる、債務上限引き上げ交渉難航で-ムーディーズ

米連邦債務の上限引き上げをめぐ る米政府・民主党と共和党との交渉が難航していることから、米国の マネー・マーケット・ファンド(MMF)投資のリスクが高まってい る。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが指摘し た。

ムーディーズは26日の発表資料で、「短期的に国債の元利払いが 実施されない恐れや、米国債を組み入れているMMFの全般的な信用 の質が徐々に低下するなどの直接的リスクがある」と説明した。

JPモルガン・チェースによれば、米国のMMFは4月時点で運 用資産として、米国債と同政府機関債、レポを約7600億ドル(約59 兆2200億円)保有している。

ムーディーズは、連邦債務上限引き上げ期限の8月2日が近づく 中、最上級の「Aaa」を付与している米国債の格付けを引き下げ方 向で見直すと発表している。

同社は「Aaa」格付けのMMFについては、米国債を「Aa1」 に格下げしても「大部分はその直接的な影響に対する回復力がある」 と説明。ただし、米国債を「Aa2」以下に引き下げた場合は「多く のファンドの格付けにマイナスの影響を及ぼしかねない」と指摘した。

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