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韓国中銀副総裁:景気は下期に勢い-慢性的インフレが最大の懸念

韓国銀行(中央銀行)の金在天副 総裁は、韓国の輸出が「非常に力強く」、7-12月(下期)は経済成 長の勢いが増すとの見通しを示した。

金副総裁(57)は25日、ソウルのオフィスでインタビューに応じ、 「われわれの政策懸念のリストに景気減速の可能性はない」と述べた 上で、「韓国経済の成長ペースは下期に前年同期比ベースで上がるだろ う」と語った。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト11人の予想中 央値によると、韓国が27日発表する4-6月期の国内総生産(GDP) 速報値は前年同期比3.5%増と、伸び率は1-3月(第1四半期)の

4.2%を下回る見通し。GDP統計はソウル時間午前8時(日本時間同 じ)に公表される。

新韓金融投資のエコノミスト、イ・スンクォン氏は「下期は内需 の改善や輸出の順調な伸びを背景に、一段と力強い成長が見込まれる。 前年同期との比較で有利なことも押し上げ要因だ」と指摘。4-6月 期については、欧州債務危機や東日本大震災などの海外要因に圧迫さ れたと説明した。

「慢性的」なインフレ

金副総裁はインタビューで、「われわれの最大の懸念はインフレが 慢性化しつつあることだ」と指摘。「今年のインフレ率は4%を見込ん でいるが、現在の経済成長ペースや経済構造を踏まえるとこれは警戒 水準だ」との認識を示した。

1月以降、韓国のインフレ率は中銀目標の上限である4%を毎月 上回って推移。同中銀は今年これまでに政策金利の7日物レポ金利を 3回引き上げ、3.25%としている。

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