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米国のデフォルトは9月まで回避が可能-ウェルズFのシルビア氏

米政府は連邦債務上限引き上げの 期限としている8月2日の後、少なくとも1カ月はデフォルト(債務 不履行)を回避することが可能だと、ウェルズ・ファーゴ・セキュリ ティーズのチーフエコノミスト、ジョン・シルビア氏が指摘した。

シルビア氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「米連邦準備制度理事会(FRB)と財務省は恐らく向こう2、3カ 月間、いかなる形であれ米国債の自動的なデフォルトを避けるため、 十分な現金を捻出するため共に取り組むことができる」と指摘。「少な くともあと1、2カ月間、この問題を回避する方法は存在する」と付 け加えた。

共和、民主両党の指導者は連邦債務上限14兆3000億ドルの引き 上げをめぐって対立する提案をそれぞれ示しており、行き詰まりを打 開するめどは立っていない。

バークレイズ・キャピタルは先週のリポートで、予想を上回る税 収により、財務省は8月10日までは現金を確保できる可能性があると の見方を示した。アジェイ・ラジャディアクシャ氏らバークレイズの アナリストは「今月14日からこれまでの税収は予想をかなり上回って いる」と説明。リポートによれば、14日から5日間の税収はバークレ イズの予想を約140億ドル上回り、歳出は約10億ドル下回った。

シルビア氏は「米国がデフォルトする公算は極めて小さい」とし て、両党が期限内に債務上限引き上げで合意に達することができなか ったとしても、当局は少なくとも1カ月間はデフォルトを回避するこ とが可能だと述べた。ただ、米国債が「AAA」格付けを失うリスク は依然あると指摘した。

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