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英国債:10年債が続伸、米債務問題とギリシャ格下げで-質への逃避

25日の英国債市場では、10年 債相場が2営業日続伸。米国の債務上限引き上げ交渉の行き詰まりに 加え、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシ ャを格下げしたことが手掛かり。

ポンドがスイス・フランに対し下落したほか、26日公表の経済 指標で英景気の鈍化が示されるとの見方も支援要因だった。ケーブル 英民間企業相はイングランド銀行に景気支援を目的とした国債購入プ ログラムの規模拡大を呼び掛けた。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMC O)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は、米議会が デフォルト(債務不履行)回避で合意しても、米国が最上級格付け 「AAA」を失う恐れがあるとの見方を示した。

ドイツ銀行のユーロ圏兼英金利担当ストラテジストのモヒト・ク マール氏(ロンドン在勤)は、「英国債は他国の問題や英景気見通し への懸念から恩恵を受けている」と述べ、「26日の経済指標を控え、 かなり神経質だ。統計内容を既に知っていると思われる高級閣僚が 量的緩和の拡大を呼び掛けたためだ」と続けた。

ロンドン時間午後4時11分現在、10年債(表面利率3.75%、 2020年9月償還)利回りは前週末比7ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)低下の3.04%。価格は0.57上げ105.64。2年債 利回りは2bp下げ0.69%。

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