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米債務上限引き上げ交渉、共和党議員にも逆風-国民は政争にうんざり

昨年11月の米中間選挙で、 共和党の躍進に乗って初当選を果たしたイリノイ州のウォルシュ共 和党下院議員は、ここにきて、米国のデフォルト(債務不履行)を 懸念する有権者からその手腕に対して懐疑的な目を向けられている。

ウォルシュ議員は22日、シカゴ北部で開かれたタウンホー ル形式の会合に出席、集まった約80人の有権者に向かってオバマ 大統領は経済を誤った方向に導いたと訴え、米国がデフォルトに 陥った場合の影響を強調した。しかし、誰もがそれに賛同するわけ ではなかった。

ウォルシュ議員の支援者であるトム・ウェーバーさんは、リ セッション(景気後退)のあおりで自身の建設業が低迷している。 ウェーバーさんは、同議員に対して、「私はその意見には反対だ。 大統領だけが理解していないのではない。議会だって分かってい ない」と話すと、会場から拍手が湧き起こった。

世論調査によると、共和党支持者は債務交渉での党の動きに ついて批判的だ。19日の米紙ワシントン・ポスト(WP)とAB Cニュースの共同世論調査では、共和党支持者の約10人に6人が 共和党指導者は債務対応での合意に対して過度に抵抗していると述 べた。

下院で過半数を占める共和党は、今回の債務交渉でどのような 舵取りを見せるのか。その最終的な有権者からの評価は2012年の 選挙で明らかになる。ウォルシュ議員を含む87人の下院共和党の 一年生議員が来年、再選をかけて戦う。

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