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アジア株:下落、銀行・輸出株に売り-米債務上限引き上げ協議難航で

25日午前のアジア株は、指標のM SCIアジア太平洋指数が下落。銀行と輸出関連株を中心に売られて いる。米国で連邦債務上限引き上げ協議がまとまらず、世界の回復を 脅かしかねない米国のデフォルト(債務不履行)の可能性が強まった ことを嫌気した。

トヨタ自動車が安い。ホンダも値を下げた。時価総額でオースト ラリアの銀行最大手、コモンウエルス銀行はシドニー市場で1.5%安。 中国鉄建は香港市場で4.6%下落し上場来安値となった。中国で23日 起きた高速鉄道の追突事故が売り材料となった。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マ ネジメントの投資市場調査責任者(シドニー在勤)、スティーブン・ハ ルマリック氏は「米国の債務上限引き上げ協議は引き続き、株式相場 の懸念材料となる公算が大きい。合意のはっきりとした兆候がないま ま、期限が近付いているからだ」と指摘。「協議が物別れに終われば、 信用格付けの引き下げと米景気が新たな下降局面に転じることを予想 するべきだろう」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時54分現在、前週 末比0.8%安の137.87。指数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割 合は約1対4。

この日のアジア地域の主要株価指数はほぼ全面安。日経平均株価 の午前終値は前週末比63円48銭(0.6%)安の1万68円63銭。

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