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仏ルノー、ロシアでシェア拡大-アフトワズとの提携生かし外国勢首位

ロシアでの供給網拡大と地元提携 先アフトワズとのエンジン生産の計画を今週発表した仏自動車メーカ ー、ルノーは、急成長する同国市場でリードしており、独フォルクス ワーゲンや米フォード・モーターは追撃に苦戦しそうだ。

3年前からアフトワズとの協力を進めてきた仏ルノーのカルロ ス・ゴーン最高経営責任者(CEO)はロシアが輸入部品に依存する 自動車メーカーに不利な規制を今年導入したため、より大きな恩恵を 受ける立場にある。

ドイツ銀行のアナリスト、ゲータン・トールモンド氏は、仏ルノ ーによる「投資は2008年にリスクがあるように見え、09年には悪 化した。しかし今では、ロシアがルノーにとって中国のような存在に なりそうな様相を呈している」と指摘した。中国は世界最大の自動車 市場に浮上、同国に進出する外国自動車メーカーで首位の独フォルク スワーゲンには追い風となっている。

ルノーはロシア最大の自動車メーカーのアフトワズの株式25% を10億ドル(現在のレートで約780億円)で取得している。同社は アフトワズのブランド「ラーダ」を利用し、生産や供給網の共通化を 通じてコストの削減を図りたい考え。ルノーが19日に明らかにした ところによると、提携先の日産自動車はルノーの低価格車「ロガン」 をベースにロシアで組み立てた車種を12年に投入し、アフトワズは 13年にも3社向けにエンジンと変速機の生産を開始する見込み。

今年施行された規制では、ロシアで車両を組み立てる自動車メー カーが輸入関税を回避するには、エンジンと変速機のほか、部品の 70%を現地調達する必要がある。以前の規制では、ロシア製部品の 調達目標は低く、エンジンや変速機を含む駆動系機器には具体的な要 件がなかった。

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