NY金先物:3日ぶり下落、ギリシャのデフォルトリスク後退で

ニューヨーク金先物相場は3日 ぶりに下落。ギリシャがデフォルト(債務不履行)回避へ向け前進し たことから、資産保護としての金の需要が減退した。

ギリシャ議会はこの日、昨日可決した財政緊縮策を実施に移す法 案を承認した。同国のパパンドレウ首相は増税や資産売却などを盛り 込んだ780億ユーロ(約9兆1000億円)規模の財政健全化策の実 行が可能になり、欧州連合(EU)の支援が継続されることになる。 金は先月初めに付けた過去最高値から4.7%下落。四半期ベースでは 上昇し、これで11四半期連続高となった。

UBSのアナリスト、エデル・タリー氏(ロンドン在勤)はリポ ートで、「ソブリン債の利回り上昇に伴い、金が高値を回復するには 新たな材料を模索する必要がある」と記述。ただ「一段安となる可能 性は低い。金の売りを望んでいた人々は先週の後半にそれを実行した 公算が大きい」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 8月限は前日比7.60ドル(0.5%)安の1オンス=1502.80ド ルで終了した。年初からは5.7%値上がり。

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