デンマーク金融監督庁:国内の大手銀行には十分な資本-長官

デンマークの金融監督当局は、 同国の大手銀行には地方銀行の破綻に伴う悪影響に耐える十分な資本が あるとの認識を示した。

金融監督庁のノドガー長官は29日の電話インタビューで、「さら にデフォルト(債務不履行)があったとしても、銀行間の融資は大手行 にとって多大な貸し倒れのリスクをもたらすものではないと強く確信し ている」と説明、「大手行は必要な評価損を計上しており、資本基盤を 強化した銀行もある。危機を封じ込めている」と述べた。

デンマークでは預金約14億ドル(約1100億円)のフィヨルド バンク・モースが先週、経営破綻した。2月のアマゲルバンケン破綻に 続き、欧州で最も厳しい銀行整理法の下で優先債保有者が損失を被るの はこれで2回目となった。

コペンハーゲン銀行間取引金利は1年8カ月ぶりの高水準に達し、 デンマーク最大の銀行、ダンスケ銀行の優先債の保証コストを示すクレ ジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは29日、2009 年以来の高水準となった。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先月、 政府支援がないことを理由にダンスケ銀を含めデンマークの銀行6行を 格下げし、長期的な資金調達コストが上昇すると警告した。

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