6月の米自動車販売、回復は限定的か-トヨタなどの在庫不足が影響

【記者:Craig Trudell、Joshua Armstrong】

6月30日(ブルームバーグ):6月の米自動車販売台数は、5月の 低迷から持ち直す見通しだ。ただ、トヨタ自動車やホンダの在庫不足 で消費者が購入を先送りする動きが出ており、回復は限定的とみられ る。

ブルームバーグがまとめたアナリスト12人の予想平均によれば、 7月1日発表の6月の米業界全体の販売台数は季節調整済み年率換算 で1200万台になるとみられる。米自動車業界分析会社オートデータに よると、5月は1180万台と8カ月ぶりの低水準だったが、6月はこれ を上回ると見込まれる。

3月の東日本大震災で生産が滞ったトヨタとホンダはともに13% の販売減少となる可能性がある。一方、米ゼネラル・モーターズ(G M)とフォード・モーターは少なくとも12%増加する見通しだ。高失 業率が続いているほか、住宅市場の低迷で新車需要が打撃を受けてい ると、アナリストらはみている。

米調査会社IHSオートモーティブのエコノミスト、ジョージ・ マグリアノ氏は「第一の問題は依然として在庫で、トヨタとホンダの 在庫不足に関するものだ」とし、「第二は経済のソフトパッチ(一時的 な軟化局面)だ。悩ましい問題となっており、状況の変化が見えるま では懸念材料だ。住宅統計はまだ低調で、雇用や信頼感についても問 題がある」と述べた。

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