6月の為替介入額はゼロ、3カ月連続-米欧債務懸念で一時80円突破

政府・日本銀行による6月の為替 市場介入額はゼロ円だった。米欧の公的債務に対する懸念などを背景に 1ドル=80円を突破する場面もあったが、3カ月連続で介入を見送っ た。

財務省が30日夜に発表した5月30日から6月28日までの「外国 為替平衡操作の実施状況」で分かった。6月はギリシャの債務危機が一 段と深刻化したほか、米連邦債務の上限引き上げ問題も紛糾。円・ドル 相場は8日に一時79円70銭に上昇し、約1カ月ぶりの高値をつけた。 円は対ユーロでも16日、1カ月ぶりに1ユーロ=113円50銭に上昇 した。

政府・日銀は3月18日、6925億円の円売り・ドル買い介入を実 施した。東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所での放射能漏れ 事故をきっかけに、同月17日には円・ドル相場が1995年4月の戦後 最高値を突破し、76円25銭まで急騰。日米欧の主要7カ国(G7) が10年半ぶりとなる協調介入に踏み切った。

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