日本ドライ株が東証2部に再上場、初値2222円-公開比8.9%高

東証2部に29日、IPO(新規株 式公開)した日本ドライケミカル株は、買い気配で始まった後、2222 円で売買が成立した。公開価格2040円からの上昇率は8.9%。

同社は1955年4月設立。消火・防災設備の設計、製造、販売など を行う。同社は91年に東証2部に、95年に東証1部にそれぞれ上場し たが、2000年に米タイコ・インターナショナルの傘下入りに伴い、上 場廃止となった。08年に大和証券SMBCプリンシパル・インベスト メンツが全株式を取得した。

12年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比3.6%増の220億 800万円、営業利益は前期と同じ7億3800万円、1株当たり純利益は 262円48銭。公開価格から算出した予想PER(株価収益率)は7.8 倍。

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、再上場銘柄はあまり注目 度が高くないはずだが、「防災関連に注目が集まる中、配当利回りが高 い」ことが評価されたのだろうとの見方を示した。日本ドライでは今期 の配当は1株当たり150円を予定しており、公開価格で計算した配当利 回りは7.4%。東証1部の単純利回り2.03%を大きく上回る。

公開株数は36万8000株(公募7万5000株、売り出し24万5000 株、オーバーアロットメントによる売り出し4万8000株)。主幹事は 大和証券キャピタル・マーケッツ。

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