カナダ・ドル:続伸、株・原油高で-対スイス・フランでは下落

28日の外国為替市場でカナダ・ド ルは米ドルに対して続伸。ギリシャ議会が同国によるデフォルト(債 務不履行)回避に向け財政緊縮策を可決するとの観測で、原油などの 商品や世界の株式相場が上昇したことが材料となった。

カナダ・ドルはこの日の上昇で、6月の月間ベースの下げ幅が

1.3%に縮小したが、このままいけば2カ月連続の下落となる。トロン ト時間午後5時(日本時間29日午前6時)現在、前日比0.5%高の1 米ドル=0.9812カナダ・ドル(1カナダ・ドル=1.0192米ドル)。前日 は0.9861カナダ・ドルで、一時は3月17日以来の安値となる0.9913 カナダ・ドルまで下げていた。5月末時点は0.9685カナダ・ドル。

対スイス・フランでは一時、1998年10月以来の安値である1カナ ダ・ドル=0.8412スイス・フランまで下落し、その後は0.8478スイ ス・フランを付けている。

バンク・オブ・ノバスコシアの為替戦略責任者、カミラ・サット ン氏(トロント在勤)は、スイスの財政・債務状況が相対的に健全な ことなどがスイス・フランを「こうした状況下で魅力的にしている」 と述べた。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.25%、2021年 6月償還)利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇して2.99%。27日には2.84%と、昨年11月以来の低水準に下げて いた。価格は72セント安の102.25カナダ・ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE