ブラインダー元FRB副議長:債務上限協議、合意できない恐れも

米連邦準備制度理事会(FRB) のアラン・ブラインダー元副議長は28日、連邦議会が債務の法定上限 をめぐる協議で合意できないリスクを金融市場参加者は過小評価してい る可能性があると指摘した。

ブラインダー氏は、ブルームバーグラジオとのインタビューで 「心配していない市場関係者が多過ぎるため、実際に合意ができなかっ た場合には、痛みを伴う事態を招くことになると思う」と発言。「その 確率は分からない。大きくはなく、50%を大幅に下回る水準だろうが、 ゼロではない」との見方を示した。

民主、共和両党は連邦政府の借り入れ権限が失われる見込みとな っている8月2日を前に、長期的な財政赤字の削減と債務上限の引き上 げに向けた協議を続けている。主要格付け会社のムーディーズ・インベ スターズ・サービスとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、 両党の合意がなければ米政府の最上級格付けを脅かしかねないと指摘し ている。

ブラインダー氏はまた、住宅市場が米経済の重しになっていると 指摘。一方で、住宅業界は過去3年にわたり人口の伸びに見合う住宅を 建設してこなかったとし、この状況が最終的に住宅市場の回復につなが る可能性があるとの見通しを示した。

同氏はさらに景気回復の見通しは不透明なものの、バーナンキF RB議長がいわゆる量的緩和第3弾(QE3)を開始することはないと みていると述べた。

-- Editors: Kevin Costelloe, Scott Lanman

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net   Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Jillian Berman in Washington at +1-202-654-7353 or jberman13@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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