英中銀:「ある時点で」利上げが必要になる-デール金融政策委員

イングランド銀行(英中央銀行) のチーフエコノミスト、スペンサー・デール氏(金融政策委員会委員) は、インフレ抑制を目的に英中銀が「ある時点で」利上げする必要が あるとの見解を明らかにした。

デール氏は英議会財務委員会に提出した年次報告書で、「異例に 低い」英政策金利は「ある時点で金利が上昇しなければならないこと を意味する。しかし、その時期と利上げ幅については言及できない」 と説明した。報告書は28日に公表された。

同氏はまた、「インフレは過去5年間の大半において、目標水準 を上回ってきた。目標を上回るインフレがこれだけの期間続いている ことから、物価に一段の上昇圧力がかかるリスクがある。一部の家計 と企業が高インフレの持続を予想するようになるか、家計の実質所得 が圧迫され賃上げが起きるためだ」との認識を示した。

同氏はその上で、「英国の景気回復は依然として脆弱(ぜいじゃ く)だ。特に、家計の購買力低下が続いているため、消費支出が一段 と弱まるリスクがある」と付け加えた。

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