ミスミG株3カ月ぶり上昇率、月次統計堅調-今期利益の上振れ期待

部品専門商社のミスミグループ本 社株が約3カ月ぶりの日中上昇率を記録。月次売り上げが堅調に推移 しており、今期(2012年3月期)の業績拡大期待が高まった。野村証 券では、会社側の利益計画は大幅な上振れ余地があると指摘している。

株価は一時、前日比4.1%高の2072円まで反発。3月23日(11%) 以来の日中上昇率を記録した。午前10時5分時点の売買高も20万株 と、過去半年の1日当たり平均18万株をすでに上回る。

同社が24日に発表した5月の月別売上高は、全体で前年同月比

11.2%増、うち主力の自動化事業群は15.9%増と伸びが大きかった。

野村証の斎藤克史アナリストは27日付のリポートで、5月の自動 化事業群は会社計画を上回って底堅いとし、「高採算の自動化事業の構 成比が徐々に高まり、利益を支えよう」との見方を示唆。同社の経営 戦略は緻密で実行力も高く、「海外を中心に利益成長が続くと見込まれ る」という。

同証では会社側の業績計画について、特に期初は保守的な傾向が あると強調。12年3月期の連結営業利益予想を前期比23%増の192 億円と、会社計画の167億円を大きく上回る水準を見込む。さらに来 期も、同証の今期予想比20%増の230億円と試算している。

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