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欧州株:小動き-ギリシャ議会が緊縮策の討議開始で市場は模様眺め

27日の欧州株式相場は小動き。 ギリシャではデフォルト(債務不履行)回避と救済資金の確保に必要 な緊縮財政策を議会が討議し、市場は模様眺めとなった。

英水道会社ノーザンブリアン・ウォーター・グループが高い。同 社に買収案を提示する可能性をチョンコン・インフラストラクチャ ー・ホールディングス(長江基建集団)が示し、これが材料視された。 米スタンレー・ブラック・アンド・デッカーへの身売りで合意したス ウェーデンのニスカヤは3年ぶり高値に上昇。一方、オランダの塗料 メーカー、アクゾノーベルは減益見通しが嫌気され、1年4カ月ぶり の大幅安。

ストックス欧州600指数は前週末比ほぼ変わらずの264.01. 同指数は先週、8週連続安となり、1998年以降で最長の下落を記録 した。ギリシャのデフォルト懸念と予想を下回る米経済指標が背景。 ブルームバーグの集計データによれば、同指数の株価収益率(PER) は2008年以来の低水準となった。

UBSで株式戦略を担当するカレン・オルニー氏は「欧州株には かなりの割安感があるものの、懸念があまりに大きいと割安株は選好 されない」と指摘。「誰もがギリシャは恐らくデフォルトに陥ると考 えており、その時期と形式が問われている。時期は2013年以降とな る公算が大きい」と続けた。

ギリシャ議会は29日に向こう5年間の緊縮案を採決するが、そ の討議がこの日、始まった。この5カ年計画を実施する際の技術的詳 細に関する法案も討議される予定で、議会の承認期限は今月30日と なっている。

この日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が下 落。ノーザンブリアン・ウォーターは8%高の413.5ペンスと、10 年2月以来の大幅高。ニスカヤは16%高。アクゾノーベルは6.5% 安。

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