NY金先物(24日):続落、ギリシャ問題の解決期待で逃避需要が後退

ニューヨーク金先物相場は下落。 前日から2日間の下げは過去7週間で最大だった。欧州連合(EU) が域内の経済安定に向けて尽力する決意を表明し、安全逃避先として の金需要が後退した。

EU首脳は、ギリシャのパパンドレウ首相が来週の議会で財政 緊縮案を成立させれば同国のデフォルト(債務不履行)回避を支える と約束した。ドルが週間べースで3週連続、ユーロに対して上昇し、 代替投資先としての金の魅力が薄れたことも売り材料だった。前日の エネルギーコスト下落も、インフレヘッジとしての金需要を後退させ た。

リンド・ウォルドックのシニアストラテジスト、アダム・クロ フェンシュタイン氏(シカゴ在勤)は、「短期的に金市場では質への 逃避買いが下火になっている。EU首脳らがギリシャ問題に取り組ん でいることが背景だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 8月限は前日比19.60ドル(1.3%)安の1オンス=1500.90ドル。 終値では5月19日以来の安値。2日間の下げは3.4%と、5月5日 以来で最大だった。

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