米バークシャー:10億ドル評価損、エナジー・フューチャーに関連

資産家ウォーレン・バフェット氏 が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、昨年10-12 月(第4四半期)に保有債券で計上した評価損10億2000万ドル (約820億円)について、その「ほぼすべて」が米テキサス州の電力 会社エナジー・フューチャー・ホールディングス(旧TXU)への投資 絡みだったと規制当局に説明した。

バークシャーのマーク・ハンバーグ最高財務責任者(CFO)は米 証券取引委員会(SEC)に宛てた5月9日の書簡で、「第4四半期の 出来事と将来の天然ガス価格の方向性に関する不確実性が総合的にマイ ナス要因とみられた」と記述した。同書簡は今月24日に公開された。

バークシャーは2月に同評価損の規模を公表したが、評価損を出し た証券については明らかにしなかったため、SECは同社にさらなる情 報を求めていた。

バフェット氏は、エナジー・フューチャー傘下のテキサス・コンペ ティティブ・エレクトリックが発行した2種類の債券の購入を通じて 2007年にエナジー・フューチャーに投資した。

ハンバーグ氏は書簡で、「テキサス・コンペティティブとエナジ ー・フューチャーが今後数年にデフォルト(債務不履行)を回避できる かどうかを判断する上で、将来の天然ガスの価格は重要な要素になる可 能性が高い」と指摘。昨年第4四半期の時点で、バークシャーは当該債 券を売却する意向はなかったとしている。

SECはバークシャー宛ての5月10日の書簡で、今回の調査を完 了したと明らかにした。

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