アジア株:上昇、EU首脳のギリシャ支援表明やエネルギー値下がりで

24日のアジア株式相場は上昇。 欧州の首脳がギリシャ支援を表明したことに加え、エネルギー価格の 下落で世界の景気回復が頓挫するとの懸念が和らいだ。指標のMSC Iアジア太平洋指数は週間ベースで8週間ぶりの上げとなった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時現在、前日比

1.2%高。今週の週間ベースの上昇率は1.9%となっている。指数構 成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合は約3対1。日経平均株価の 終値は前日比81円97銭(0.9%)高の9678円71銭。

欧州連合(EU)首脳は、ギリシャのパパンドレウ首相が来週、 財政緊縮策の議会通過を実現するならば、同国のデフォルト(債務不 履行)を回避すると約束し、ユーロ圏経済を安定化させる考えを表明 した。中国の温家宝首相はインフレ抑制に向けた政府の取り組みが効 果を発揮しているとの見方を示した。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダ ー・ナエイミ氏(シドニー在勤)は、原油価格の高騰は脆弱(ぜいじ ゃく)な回復にとって非常に大きな制約だったため、エネルギー相場 のかさ上げ分が取り除かれる動きは全て成長にプラスだと指摘。ギリ シャ問題については、「欧州の他の国への波及を防ぐことにつながる 展開はどのようなものでも歓迎される」と語った。

原油安が燃料コスト低減をもたらすとの観測から中国国際航空や 大韓航空など航空株が値を上げた。マレーシアの格安航空会社(LC C)エアアジアはクアラルンプール市場で1.9%高。エアバスに同社 としては過去最大規模となる単通路機「A320neo」の発注を行った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE