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日銀:損傷現金の引き換え実績24.2億円-阪神・淡路大震災の3倍

東北地方の日本銀行支店と盛岡市 内の臨時窓口での損傷現金の引き換え実績が、震災発生後から今月21 日までの間に24.2億円に達し、阪神・淡路大震災後の6カ月間におけ る日銀神戸支店の引き換え実績(約8億円)の3倍に達した。

日銀が24日公表したリポート「東日本大震災におけるわが国決済 システム・金融機関の対応-金融・決済機能の維持に向けて」で明ら かにした。それによると、引き換えられたのは銀行券(お札)が32.1 万枚、貨幣(硬貨)が93.8万枚。「今回の震災では特に津波の被害が 大きかったため、水に漬かった現金の引き換え依頼が目立っている。 また、火災で損傷した現金の引き換え依頼も生じている」という。

会見した日銀決済機構局の鎌田沢一郎参事役は「持ち込まれた銀 行券は1枚1枚並べてドライヤーで乾かすなど、全て手作業で行って いる」と述べた。日銀は銀行券が破れたり燃えたりした場合、表裏両 面あることを条件に面積基準で引き換えを行っている。面積が3分の 2以上の場合は全額、面積が5分の2以上、3分の2未満の場合は半 額として引き換え、面積が5分の2未満の場合は無価値となる。

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