アジア株:上昇、原油下落やギリシャ支援問題での進展を好感

24日午前のアジア株式相場は上昇。 原油相場の下落で経済成長に対する期待が高まったほか、欧州債務危 機が銀行の業績に響くとの懸念が和らいだ。このままいけば、指標の MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで8週間ぶりの上げとなる。

みずほフィナンシャル・グループが上昇。欧州の売上高が全体の 20%以上を占めるソニーと韓国のサムスン電子も高い。欧州連合(E U)首脳がギリシャのデフォルト(債務不履行)を回避するための支 援を約束したことが手掛かり。オーストラリア最大の航空会社カンタ ス航空は2.5%高。23日のニューヨーク原油先物が4.6%急落したこ とが材料となった。豪石油・ガス生産会社ウッドサイド・ペトロリア ムはシドニー市場で0.8%安。

AMPキャピタル・インベスターズのストラテジスト、ネーダー・ ナエイミ氏(シドニー在勤)は、原油価格の高騰は脆弱(ぜいじゃく) な回復にとって非常に大きな制約だったため、エネルギー相場のかさ 上げされていた部分を取り除くことは何でも成長にプラスに働くと指 摘。ギリシャ問題については、「欧州の他の国への波及を防ぐ上での進 展はどのようなものでも歓迎されよう」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時14分現在、前日 比0.5%高の131.35。このままいけば週間ベースで1.2%高となる。 指数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合は約2対1。

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