英国債:上昇-小売売上高指数の急落で金利据え置き観測高まる

23日の英国債相場は上昇。英小 売売上高指数が1年ぶり低水準となったことで、イングランド銀行(英 中央銀行)による政策金利据え置きの可能性が高まった。

10年債利回りは8カ月ぶり低水準に下げた。英産業連盟(CBI) がこの日発表した6月の小売売上高指数はマイナス2と、前月の18を 大きく下回ったほか、小売店は来月の需要は横ばいとの見通しを示し た。

また、英中銀が前日発表した今月の金融政策委員会(MPC)議 事録によると、過去最低の政策金利維持を支持する委員が増加したほ か、一部メンバーは景気の下振れリスクを理由に一段の刺激措置が必 要となる可能性を指摘した。

インベステック(ロンドン)の法人・金融機関向けデスクの責任 者、リー・マックダービー氏は「英利上げは人々が思っていたよりも ずっと先だということが前日に再確認された」と述べ、「経済データに 関する良いニュースは一時的なものにすぎないだろう。結局、ファン ダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に立ち返る必要がある」と語っ た。

10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて3.15%と、昨年11月12日以来の低水準。2年債利回りは5 bp低下の0.71%。

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